【オイコノミア】買い物の経済学・人はどうしてほしくなるのか?驚愕の価格の決め方!




7月6日のオイコノミアは、買い物の経済学でした。ゲストは細川茂樹さん。この方は価格にシビアで、損をしたくないタイプの人でしたよ。w

私も時々ふとした時にドバッーと買い物欲が出てきてしまうのですが、この経済学は興味があったので見てみました。限定品とか、セールとかでなんとなく、ついつい買っちゃうことってありますよね。

物欲が刺激される仕組みを経済学で学び、賢いお買い物の仕方を学びましょう!

経験価値

お店に直接行って、買い物をするときの選ぶ楽しみ、買う楽しみ、使う楽しみのこと

買い物はものを得る以外にも、情報が得られるものがあって見識を広がり豊かな気持ちになると細川さんは言っていました。

顕示的消費

そのものを買って持つことで、他人から羨望を受けたり、社会的地位を誇示するため

例えば物の発売初日にわざわざ並んで買う人は、流行りものなどが好きで、他の人より早く手に入れることで満足するタイプの人です。

なぜセールで売るのか?

売る側はセールでも儲かるから。
このカラクリは、一度高く売ったものを、数カ月後には半額の値段で売ったりするという事は、旬を過ぎて一巡し売れ行きが下がってくるとセールにすることで、またたくさん売れるようになるという効果なのです。

価格差別

同じ商品であっても買う人によって価格を変化させること

例えば又吉さんの火花の本を例にして説明していましたが、単行本を1,200円で売りに出し発売から時間が達人売れ行きが落ちてくるので、そしたら500円の文庫本を売ることで、また本が売れるというわけです。

これはまとめ買いの値引きも同じ原理。また航空券の早割もそう。これは空席のリスクを予約を早く埋めることで解消するサービスですね。

また大人と子供料金の違いや男性と女性の料金の違いなど、お店によってもいろんな状況が見受けられますよね。

サーチコスト

より良いものを探すためにかかるコスト

最近は本を選んでくれるサービスや、スタイリストにコーディネートしてもらうサービスなどがあります。価格の法則ってやっぱりいろいろあるんですね。面白い。

又吉さんのポエム

あきらめられる位のものは、最初からいらないのかもしれない。

価格を決めるのにこんな戦略があるのが驚愕!興味がある人から、マーケターやセールスマンまでにススメる面白い一冊です。↓
⇒世界一ずる賢い価格戦略 (著者:ダン・ケネディ、ジェイソン・マーズ)