ママがお化けになっちゃった!という本が
2005年で1番売れた絵本なんだそうですが、
もうこれが涙、涙の本なのです。
人気絵本作家のぶみさんが教える読み聞かせのポイントは、
指をさして誰のセリフかわかるようにするのがポイント。
この内容のポイントは、天国に行ってしまったママと残された息子の会話。
ここで泣けるのは、おばけになったママからのメッセージが、世のお母さんたちと同じ愛情を
たっぷり表していること。
ママがいなくてもお風呂ひとりで入れる?
一緒に寝れないから1人でトイレ行くのよ、
おもちゃ遊んだらお片付けするの。
いくつも全部ひとりでできないよ。なんで死んじゃったんだよ。ママがいなくなるのなんてヤダー!
ママだって、どうしたらいいかわからない。
生きている時にこうしておけばよかったのになーって思う人がおばけになるんだよ。
生きててよかったってこともたくさんあったわよ。
あなたを産んだこと。
それだけはママ大成功だった。涙がぼろぼろ出た。
あなたが生まれて初めて自分より大切なものができた。
ちょっとできなくておっちょこちょいで、自分に似てるのが大好き。
子供を持つお母さんなら、これは共感できることが多くて涙してしまうかもしれません。
やっぱりお母さんは子供のことって心配しちゃうよね。
これを書いた絵本作家のぶみさんの波乱万丈の生き様
この絵本作家さん、実家がキリスト教で、小学校の時にいじめられていたのが、
後ほど総勢460人で暴走族の総長に!
弱かった自分を断ち切ろうとした反動だったそうです。
保育の専門学校で絵本作家になるきっかけが訪れたのが19歳。
なんと好きになった女の子が、絵本が大好きなんだと言ったから、憧れの女の子に付き合いたいために絵本を描いたんだとか。
であって絵本が好きなんだと言ったその時の女の子が、今の奥さんなんだそうです!
絵本みたいな話ですねぇ!
29歳で2番目の絵本がヒット。どうせ売れないなら自分の息子を喜ばせようと新幹線をテーマにした絵本を書く。
この時に気づいたのが、
誰かのために書かないと愛がこもらない。
1番大事なところですね。
そして去年3番目のヒット、1万部売れればヒットと言われる世界で、なんと今34万部の大ヒット中なんだそうです。
読んだことないのない人は早速読んでみて下さいね。
ハンカチを手元に置いて…
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